相続経験者に聞いた【宮城県】の相続とは│実際に行った手続きや情報収集方法を大公開!
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宮城県の相続の傾向
- 全国と比較すると、宮城県に住む人は土地・建物を相続する割合がやや多い
- 被相続人(亡くなった人)から見た相続人との続柄は配偶者が25%
- 実際に専門家に依頼した相続手続きの内容は相続登記が最も多く16.88%
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相続にまつわる課題は世代や地域によって大きく異なります。しかし、実際はどのように異なるのかわからないですよね。お金や相続の話はしづらいという場合もあるでしょう。
本アンケートでは、相続手続きを経験した人に、具体的な手続き内容や大変だったことなどを尋ねました。この記事では、特に宮城県にお住まいで相続手続きをおこなった方についてピックアップしています。
相続準備や家族との話し合いに役立つ内容になっています。是非参考にしてください。
相続財産の総額・内訳
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宮城県に住む人の相続では相続財産の総額が1,000万円以上~2,000万円未満が最多で、34.78%となりました。
次いで1,000万円未満と3,000万円以上~4,000万円未満と5,000万円以上~8,000万円未満が10.87%で同じでした。2,000万円以上~3,000万円未満と4,000万円以上~5,000万円未満が6.52%です。
8,000万円以上~1億円未満と1億円以上~2億円が4.35%となりました。
全体と比較すると、2,000万円以上~3,000万円未満の割合がやや少なく、1,000万円以上~2,000万円未満の割合が多くなりました。
相続財産の内訳
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宮城県の相続の相続財産内訳は土地・建物が最も多く37.08%、現金・預貯金が33.71%でした。
それに続き生命保険が11.24%、有価証券・投資信託など金融商品が8.99%、自動車が3.37%、山林・農地が4.49%となりました。
全体と比較すると、宮城県に住む人は土地・建物を相続する割合が多いことが特徴的です。
現金・預貯金と土地・建物をあわせて約7割を占め、それ以外の相続財産はあまり多くありません。
土地・建物を相続した場合、相続登記の手続きが必要です。相続登記は相続して3年以内に手続きすることが義務付けられているため、速やかに手続きをおこないましょう。
相続登記については「相続登記の手続きと必要書類、放置した場合のリスクまで徹底解説【司法書士監修】」を参考にしてください。
相続人の人数と被相続人との続柄
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宮城県の相続では、相続人3人が41.30%と最も多く、次いで2人が34.78%、4人が13.04%、1人が6.52%、5人以上が4.35%となりました。
相続人3人と2人をあわせて76.09%となり、宮城県の相続において相続人は2~3人が一般的だと言えます。相続人が4人となるケースも1割以上ありました。
被相続人から見た相続人との続柄
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宮城県の相続について、被相続人(亡くなった人)から見た相続人との続柄は、子が他より多く61.67%でした。父母の相続が大多数であることがわかります。
次いで配偶者が25.00%で、兄弟・姉妹、甥・姪、いとこが同じく3.33%となりました。父・母はさらに少なく1.67%でした。
法定相続人となる人は被相続人の配偶者と被相続人の血族です。血族相続人には相続順位が定められているため、甥・姪やいとこが相続人となる場合は少なくなります。
手続きにかかった期間
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手続きにかかった期間は3か月未満が最も多く30.43%でした。次いで3か月~6か月未満が23.91%、6か月~9か月未満が13.04%、9か月~1年未満が10.87%となりました。
したがって1年未満で相続手続きが終わる場合があわせて78.26%と、1年かからず手続きが完了する場合が多いようです。
手続きにかかった期間1年までは徐々に割合が減っていきますが、その一方、1年~1年半未満が2.17%、1年半~2年未満が4.35%、2年以上~3年未満が6.52%と、少数ではあるものの手続きが長期間にわたる場合も見られます。10年以上かかったという人も8.70%ありました。
専門家依頼の有無や報酬額
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相続手続きで依頼した専門家は司法書士が最も多く32.73%でした。次いで税理士が18.18%、行政書士が1.82%、弁護士が7.27%となりました。行政書士に依頼をした人は少ないようです。
その一方、専門家に依頼していない割合は40.00%でした。半分以上は相続手続きを専門家に依頼したということになり、これから手続きを迷っている人は一度相談してみることをおすすめします。
専門家に依頼した内容
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実際に専門家に依頼した相続手続きの内容としては、相続登記が最も多く16.88%でした。次いで遺産分割協議書が12.99%、戸籍収集が10.39%となりました。
銀行解約が9.09%で、相続財産調査、相続財産目録の作成、遺産分割協議の話し合いが7.79%でした。相続税申告は6.49%と全体と比べるとやや低いです。
専門家に手続きを依頼する理由として、相続登記や相続税申告など自分でやるには手続きが難しいことが挙げられます。特に相続税申告は相続税の計算を正確に行わなければならず、控除なども含めて計算しなければなりません。一般の人には難しいことが多いでしょう。
専門家に支払った金額
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専門家に支払った金額のアンケートでは、20万円以上~30万円未満が最も多く29.17%でした。次に10万円未満が20.83%でした。
40万円以上~50万円未満が16.67%、30万円以上~40万円未満が12.50%とやや高額となるケースも見られます。相続税申告を依頼すると専門家報酬が高くなります。なぜなら相続税申告の専門家報酬は遺産額に応じて設定される場合が多いからです。
全体と比較すると、宮城県に住む人の相続は20万円以上~30万円以上がかなり多いとわかりました。
また手続きによって依頼する専門家が異なります。銀行解約や戸籍収集、遺産分割協議書の作成などは行政書士、司法書士に依頼することができます。相続登記は司法書士のみ対応でき、相続税申告は税理士に依頼します。
どの専門家に相談すれば良いかわからない場合、いい相続にお問い合わせください。いい相続では相続専門スタッフがお客様のお話を聞き、相続に強い適任の専門家を紹介しています。
専門家の選び方や費用については「遺産分割協議書の作成は誰に頼むのが良い?費用はどのくらい?【行政書士監修】」を参考にしてください。
情報収集の方法
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相続手続きに関する情報収集でもっとも役に立ったものとしては、司法書士事務所が最も多く21.74%でした。次に法務局が15.22%でした。
次に多いものがインターネット検索と税理士事務所で10.87%です。市区町村の窓口と弁護士事務所が6.52%です。司法書士に依頼した人が多かったため、情報収集も司法書士事務所でした人が多いと考えられます。
宮城県に住む人の相続で大変だったこと
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宮城県の相続で大変だったことという質問では、「必要な書類が多い」が17.70%と最多となりました。また、それに続き「情報収集」が16.81%、「時間がかかる」「金銭的な負担」が13.27%でした。「書類の書き方」が12.39%、「手続き先が複数」が11.50%でした。
このことから相続手続きには多くの書類が必要となり、手続きに時間がかかることがわかります。前述より、あらゆる情報媒体から相続の情報収集をおこなったこともわかります。
実際、相続手続きには被相続人の生まれてから亡くなるまでの戸籍や印鑑証明書、住民票など多くの書類が必要となります。役所に訪れないと取得できないものもあり、仕事で取りに行く時間がない人も多いでしょう。
平日に時間の取れない人や手続きに不慣れな人は、専門家に依頼することで戸籍収集や銀行解約を代行してもらえます。
戸籍収集については「死亡した人の戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)の取り方、出生から死亡までのすべてを取り寄せる方法【行政書士監修】」を参考にしてください。
まとめ
相続手続きの進め方や相続財産の内訳など、手続きをおこなう方のお住まいの地域によっても違いが見られます。
今回は宮城県の相続について解説しました。1年未満で相続手続きが終わる場合があわせて78.26%と、1年かからず手続きが完了する場合が多いようです。また、手続きにかかった期間1年までは徐々に割合が減っていくことがわかりました。
相続手続きをスムーズに進めるためには、それぞれの状況に応じた対策が必要となります。
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▼実際に「いい相続」を利用して、行政書士に相続手続きを依頼した方のインタビューはこちら
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