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一人っ子の相続も簡単ではない!相続はやっぱり大変【お客様インタビュー】
「いい相続(姉妹サイト:e行政書士、e税理士等を含む)」をご利用いただいた方へのインタビュー。
相続税申告を依頼されたご相談者様(東京都/50代男性)
相続のお悩みを「いい相続」でどのように解決されたのかをお話しいただきました。
代襲相続で相続人はいとこだけ
──相続についてどのようなお悩みがあったのでしょうか。
父が昨年の春先に誤嚥性肺炎をおこしました。それで体が弱ってしまったのか、6月に亡くなりました。
相続人は私1人で、遺産は自宅と預金、株などがあってそれなりの金額になるので相続税がかかると思いました。後から税務署などに入られたりしてややこしいことになったらいやだったので、税理士さんの力を借りたいと思いました。
──相続人お一人とのことですが、お母様は。
母は6年前に亡くなっています。父と同じ誤嚥性肺炎で亡くなりました。
なので、相続は今回初めてではないのですが、その時は父もいましたし、遺産額は基礎控除内だったので相続税はかかりませんでした。
──「いい相続」はどうやってお知りになりましたか。
パソコンで相続について検索していたら、いい相続を見つけました。
──「いい相続」以外はご覧になりましたか。
他のサイトも見たのですが、相続に強い税理士を紹介してくれると書いてあったのと、レビューを見て、評判が良さそうだったので問い合わせをしました。
いい相続にメールを送ったら、電話があって、自宅に近い事務所をお願いしたいと話しました。
ちょうど、その週は会社の休みをとっていたので、すぐに会える人がいいとお願いしました。
──「税理士法人トゥモローズ」をご紹介しました。面談はどこでされましたか。
税理士法人トゥモローズの事務所へ私から訪ねました。1時間くらい、1対1で話しました。事務所は新しくて清潔な印象でした。
──何か持っていかれたものはありますか。
その時は固定資産税の証明書を持っていきました。父の預金額は大体の金額を口頭でお伝えしました。それでも見積りはその場で出してくれました。
細かいことも気づいてくれて、正直に話してくれている印象がありました。この税理士なら間違いないだろうと思ってお願いすることにしました。探すのに時間をかけたくないのもありましたが。
──見積り金額についてはどのようにお感じになりましたか。
安くはないと思いましたが、そのくらいか、と思ってお願いしました。
戸籍集めはマイナンバー制度があっても大変
──ご自身でも何か相続手続きはされましたか。
父の戸籍は自分で集めました。昨年末にやっと税理士に渡せたところです。
戸籍を集めるのはかなり面倒だと感じました。せっかくマイナンバー制度があるのであれば、もっと簡単になればいいのにと思います。
父が生まれてから亡くなるまでの戸籍は改正原戸籍も併せて、全部で7通も必要でした。一通750円しますから、これだけでも結構なお金がかかりました。
──戸籍集めは皆さん苦労されると聞きます。
戸籍を取寄せに区役所に行ったのですが、窓口ではすぐに分かってくれましたので何の問題ありませんでした。
戸籍を調べると、父は2回引っ越しをしていたようで、本籍も移動していたので大変でした。
遠くの役所へは郵送で戸籍の取り寄せをしました。戸籍代として小為替を同封するのですが、多めに謄本を取っておこう思ったので、5通分程の小為替を入れて送付しました。
でも、思ったより取らなくてはいけない戸籍の種類が多くて、多めに入れておいた小為替でギリギリ全種類1通ずつ取る分をまかなえました。もし、小為替の金額が足りなければ、催促が来たり、こちらもまた小為替を送るという作業が発生しますから、どんどん手続きが遅れることになったと思います。
──仕事をしながらですと大変ですね。
やっと終わったと思って一安心していたら、株式の配当金が振り込めないというハガキが届きました。どうやら、父が亡くなって銀行が凍結してしまって、株式の配当金が振り込めなくなっていたようなのです。
──ハガキはお父様宛てでしょうか。
はい、父宛てに送られてきました。私は自宅に住んでいたのでハガキにすぐに気づけたのはよかったと思います。相続税の計算の後に来ていたら大変でしたから。
配当金については、証券会社ではなくて、配当金を扱う信託銀行で手続きをしなくてはいけなくなりました。そこには父名義で直接口座があったわけではないので、あらたに手続き先が増えてしまいました。
──お父様の財産は把握されていらしたのでしょうか。
以前、父に言われて財産目録のようなものを作らされていたので、だいたいどのような金融機関の口座があるかは把握していました。母が亡くなった時にも、財産目録をアップデートしていました。それでも知らなかった口座が1つありましたね。
──通帳や印鑑などの場所もご存じでしたか。
父は通帳などは貸金庫に入れていました。その鍵が見当たらなかったのですが、貸金庫のある銀行の凍結口座を解約する時に鍵の発行料を払うことで開けることができました。
──相続についてお困りの方へアドバイスをお願いします。
遺産はどこになにがあるか把握しておくことは大事だと思います。
あと、私は、相続税申告で小規模宅地の特例を受ける予定なのですが、それが適用されるためにエビデンス(証明)が必要でした。父は亡くなる前は老人ホームに入っていました。私は数年間、海外赴任をしていた期間もあったので、その時の住民票はどうなっていたのかなど、この特例を受けるための要件に適用するということを証明するための証拠が必要なのだそうです。
こういう相続税のための手続きをすることで初めて知ったというところがあるので、事前に勉強をしておいた方がいいと思いますし、プロの力を借りた方が安心だと思います。
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