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戸籍集めだけを専門家に依頼、手続きは自分ですることで費用を節約【お客様インタビュー】
「いい相続(姉妹サイト:e行政書士、e税理士等を含む)」をご利用いただいた方へのインタビュー。
戸籍謄本の収集を専門家に依頼されたご相談者様(岡山県/40代女性)。
どのような相続のお悩みをお持ちだったのかお話しいただきました。
生まれてから亡くなるまでの戸籍収集、途中で断念
──相続についてどのようなお悩みがあったのでしょうか。
亡くなった母の銀行口座を解約したくて、その手続きのためにに母が生まれたときから亡くなるまでの戸籍謄本を集めたかったのです。
一度自分で集めようとしたのですが、母は離婚経験があり引っ越しもしていたので戸籍の移動が多く、よくわからなくなってしまって。それで専門家に頼むことにしました。
──どんな部分が難しかったでしょうか。
母が亡くなった時の戸籍からさかのぼって調べていくのですが、見方もよくわからなかったし、途中から手書きの戸籍になってしまい、くずした字で書かれていて読みにくいものもありました。さまざまな地域の役所に連絡しなくてはならないのも大変で断念しました。
──いい相続へ相談したきっかけは?
スマホで相続のことを調べていたら「いい相続」を偶然見つけて電話をした、という感じです。
ベテランの安心感
「いい相続」に紹介してもらったのは、行政書士久常事務所でした。
「いい相続」に電話して相談したあと、先生のほうから電話がかかってくるシステムなのですが、最初に電話で話した時はやさしそうな印象でした。私の都合もあって、それから1週間後くらいに実際にお会いして面談をしたのですが、そのときも丁寧にわかりやすく説明してくれました。料金もその場で教えてもらいましたし、ベテランの風格がある先生でしたので安心してお願いできました。
──手続きの進み方はいかがでしたか
お願いしてからは、何の問題もなく戸籍謄本を揃えていただきました。
集めていただいた戸籍は結構な量で、重ねると本一冊分位の高さになりました。手書きでかかれている戸籍をよく読めるなあと感心してしまいました。
今は自分で銀行の解約手続きをすすめています。
──銀行の手続きも専門家にお願いできるのですが、ご存じでしたか?
はい、久常先生からお申し出を受けましたが、費用を抑えたいので自分ですることにしました。
銀行に先生に集めてもらった戸籍などを持って行ったのですが、家庭裁判所の手続きが必要だと言われてしまいました。
初めて聞いた、遺言書の検認
──家庭裁判所での手続きとは?
母の遺言書があったのですが、遺言書(自筆証書遺言)がある場合は家庭裁判所で検認という手続きをしてもらわないといけないそうです。最初に銀行に相談に行ったときはそんなことは言われませんでした。ちゃんと教えてほしかったです。
検認の流れ
- 検認の申立て
- 検認期日(検認をおこなう日)の通知
- 検認
- 検認済証明書の申請
検認は遺言者の最後の住所地の家庭裁判所でおこないます。
──お母さまからは遺言書があることを聞いていらっしゃったのですか?
母が亡くなるまでは一緒に暮らしていたのですが、遺言書があることは聞かされていませんでした。
探し物をしていて、たまたま母の形見としてとっておいたタンスの中を見たら、手書きの遺言書が見つかりました。封はしてありませんでしたので、中を見て遺言だとわかりました。
▶自筆証書遺言の開封前に必ず確認!検認が必要なケースと手続きの流れ
──(差支えなければ)どのような内容か教えていただけますか?
預貯金については私に相続させたいといったことが書かれていました。
──相続人は他にはいらっしゃるのでしょうか?
私には兄がいるのですが、母の前の配偶者との間にも子どもが1人います。その人は私と兄にとっては姉にあたるわけですが、姉と交流はありませんし、母が前に結婚していたときのことは良く知りません。
こんな事情もあって、母の相続手続きを先延ばしにしてきました。常に気にかかっていましたが、今年母の7回忌を迎え、立て替えていた葬儀代の清算もしたかったので、重い腰をあげたという感じです。
──相続手続きについて困っている方へアドバイスをお願いします。
費用をかけたくないなら、部分的にお願いすることもできますので、一度専門家に相談してみるといいと思います。
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