相続経験者に聞いた【京都府】の相続とは│実際に行った手続きや情報収集方法を大公開!
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京都府の相続の傾向
- 相続財産の総額が3,000万円以上~4,000万円未満が最多で25.64%
- 相続財産内訳は現金・預貯金が34.83%と最も多く、次いで土地・建物が30.34%
- 被相続人から見た相続人との続柄は子が62.96%、配偶者が24.07%
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相続にまつわる課題は世代や地域によって大きく異なります。しかし、実際はどのように異なるのかわからないですよね。お金や相続の話はしづらいという場合もあるでしょう。
本アンケートでは、相続手続きを経験した人に、具体的な手続き内容や大変だったことなどを尋ねました。この記事では特に京都府にお住まいで相続手続きをおこなった方についてピックアップしています。
相続準備や家族との話し合いに役立つ内容になっています。是非参考にしてください。
相続財産の総額・内訳
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京都府に住む人の相続では相続財産の総額が3,000万円以上~4,000万円未満が最多で25.64%となりました。
次いで1,000万円以上~2,000万円未満が20.51%、1,000万円未満が17.95%、2,000万円以上~3,000万円未満が12.82%、4,000万円以上~5,000万円未満と1億円以上2億円未満が10.26%で、5,000万円以上~6,000万円未満が2.56%でした。
全体と比較すると、京都府に住む人の相続は1,000万円以上~2,000万円未満が少なく、3,000万円以上~4,000万円未満の割合が大きくなりました。京都府は土地の値段が高いこともあり、全体と比べて相続財産総額が高めになったと考えられます。
相続財産の内訳
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京都府の相続の相続財産内訳は現金・預貯金が34.83%と最も多く、次いで土地・建物が30.34%でした。
それに続き有価証券・投資信託など金融商品が13.48%、生命保険が12.36%、自動車と山林・農地が同じく4.49%となりました。
現金・預貯金もしくは土地・建物を相続する人が多く、主要な相続財産であることがわかります。また京都府の人の相続では金融商品が全体よりやや高い傾向がありました。
土地・建物を相続した場合、相続登記の手続きが必要です。相続登記は相続して3年以内に手続きすることが義務付けられているため、速やかに手続きをおこないましょう。
相続登記については「相続登記の手続きと必要書類、放置した場合のリスクまで徹底解説【司法書士監修】」を参考にしてください。
相続人の人数と被相続人との続柄
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京都府の相続では相続人3人が35.90%と最も多く、次いで2人が30.77%、4人が15.38%、1人が10.26%、5人以上が7.69%となりました。
相続人3人と2人の割合が多いものの、相続人4人と5人以上の割合も全体より高く相続人が多い傾向が読み取れます。
被相続人から見た相続人との続柄
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京都府の相続について、被相続人(亡くなった人)から見た相続人との続柄は、子が他よりかなり多く62.96%でした。父母の相続が大多数であることがわかります。
次いで配偶者が24.07%、兄弟・姉妹が9.26%、甥・姪が3.70%となりました。
甥・姪やいとこが相続人となるケースは珍しく、そのため相続人の数も2人もしくは3人程度が多いようです。
手続きにかかった期間
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手続きにかかった期間は3か月未満が25.64%、3か月~6か月未満が最も多く33.33%、6か月~9か月未満が15.38%、9か月~1年未満が10.26%となりました。
したがって1年未満で相続手続きが終わる場合が全体の84.62%と、1年かからず手続きが完了する場合が多いようです。
その一方、1年~1年半未満が2.56%、1年半~2年未満が7.69%、2年以上~3年未満が5.13%と、少数ではあるものの手続きが長期間にわたる場合も見られます。
相続手続きをせずに放置しておくと次の相続が発生してしまったり、相続税の無申告加算税などのペナルティが課されることもあるため速やかにおこないましょう。
専門家依頼の有無や報酬額
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相続手続きで依頼した専門家は司法書士が最も多く28.57%でした。次いで税理士と行政書士が14.29%、弁護士が6.12%となりました。
その一方、専門家に依頼していない割合は34.69%でした。したがって京都府の約65%が専門家に相続手続きを依頼したと言えます。
専門家に依頼した内容
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実際に専門家に依頼した相続手続きの内容としては、相続登記が最も多く15.38%でした。次いで遺産分割協議書の作成と相続税申告が同じく12.09%、相続財産目録の作成が10.99%となりました。戸籍収集や銀行解約、遺産分割協議の話し合いなども依頼した人が多いようです。
専門家に手続きを依頼する理由として、相続登記や相続税申告など自分でやるには手続きが難しいことが挙げられます。特に相続税申告は相続税の計算を正確に行わなければならず、控除なども含めて計算しなければなりません。一般の人には難しいことが多いでしょう。
専門家に支払った金額
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専門家に支払った金額のアンケートでは、10万円未満と10万円以上~20万円未満が同じく27.27%でした。
また、三番目に多いのが100万円以上で13.64%と二極化しているようです。これは相続税申告を依頼した人が支払ったと思われます。相続税申告の専門家報酬は遺産額に応じて設定される場合が多いからです。
その次に30万円以上~40万円と50万円以上~60万円未満が同じく9.09%でした。
手続きによって依頼する専門家が異なります。銀行解約や戸籍収集、遺産分割協議書の作成などは行政書士、司法書士に依頼することができます。相続登記は司法書士のみ対応でき、相続税申告は税理士に依頼します。
どの専門家に相談すれば良いかわからない場合、いい相続にお問い合わせください。いい相続では相続専門スタッフがお客様のお話を聞き、相続に強い適任の専門家を紹介しています。
専門家の選び方や費用については「遺産分割協議書の作成は誰に頼むのが良い?費用はどのくらい?【行政書士監修】」を参考にしてください。
情報収集の方法
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相続手続きに関する情報収集でもっとも役に立ったものとしては、司法書士事務所が最も多く15.38%でした。
次に多いものが税理士事務所で12.82%でした。インターネット検索と家族・親戚、行政書士事務所が10.26%、雑誌・本、市区町村の窓口、葬儀社、弁護士事務所が5.13%でした。
その一方SNSやYouTube、法テラスやラジオなど、あらゆる媒体から情報収集をおこなったことがわかります。
京都府に住む人の相続で大変だったこと
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京都府の相続で大変だったことという質問では、「必要な書類が多い」が22.11%と最多となりました。「手続き先が複数」「時間がかかる」が16.84%、「情報収集」が14.74%と多かったです。「書類の書き方」も10.53%でした。
このことから相続手続きには多くの書類が必要となり、手続きに時間がかかることがわかります。前述より、あらゆる情報媒体から相続の情報収集をおこなったこともわかります。
実際、相続手続きには被相続人の生まれてから亡くなるまでの戸籍や印鑑証明書、住民票など多くの書類が必要となります。役所に訪れないと取得できないものもあり、仕事で取りに行く時間がない人も多いでしょう。
平日に時間の取れない人や手続きに不慣れな人は、専門家に依頼することで戸籍収集や銀行解約を代行してもらえます。
戸籍収集については「死亡した人の戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)の取り方、出生から死亡までのすべてを取り寄せる方法【行政書士監修】」を参考にしてください。
まとめ
相続手続きの進め方や相続財産の内訳など、手続きをおこなう方のお住まいの地域によっても違いが見られます。
今回は京都府の相続について解説しました。専門家に支払った報酬は20万円未満か100万円以上かで二極化することがわかりました。税理士に依頼した人も多く、したがって相続税申告をした人も多いようです。
相続手続きをスムーズに進めるためには、それぞれの状況に応じた対策が必要となります。
いい相続ではお近くの専門家との無料相談をご案内することが可能です。相続手続きでお困りの方はお気軽にご相談ください。
▼実際に「いい相続」を利用して、行政書士に相続手続きを依頼した方のインタビューはこちら
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