相続経験者に聞いた【福岡県】の相続とは│実際に行った手続きや情報収集方法を大公開!

福岡県の相続の傾向
- 福岡県に住む人の相続財産の総額は5,000万円以上~8,000万円未満の割合が他より8%ほど高い
- 手続きにかかった期間は3か月未満が最も多く35.45%
- 弁護士に依頼した割合は他の士業と比べると少なく3.28%
相続のお困りごとは「いい相続」へお気軽にご相談ください。 無料相談の流れはこちら
相続にまつわる課題は世代や地域によって大きく異なります。しかし、実際はどのように異なるのかわからないですよね。お金や相続の話はしづらいという場合もあるでしょう。
本アンケートでは、相続手続きを経験した人に、具体的な手続き内容や大変だったことなどを尋ねました。この記事では特に福岡県にお住まいで相続手続きをおこなった方についてピックアップしています。
相続準備や家族との話し合いに役立つ内容になっています。是非参考にしてください。
相続財産の総額・内訳
_page-0001-1-1024x686.jpg)
福岡県に住む人の相続では相続財産の総額が1,000万円以上~2,000万円未満が最多で27.93%となりました。その次が5,000万円以上~8,000万円未満で17.12%、1,000万円未満で14.41%でした。
2,000万円以上~3,000万円未満と3,000万円以上~4,000万円未満がほぼ同じで、それぞれ11.71%、10.81%です。
1億円以上2億円未満が8.11%でした。4,000万円以上~5,000万円未満が5.41%です。
全体と比較すると、福岡県に住む人の相続は5,000万円以上~8,000万円未満の割合が他より8%ほど高いことが特徴です。
相続財産の内訳
_page-0001-1-1024x633.jpg)
福岡県の相続の相続財産内訳は土地・建物が35.69%と最多、次いで現金・預貯金が33.22%でした。
それに続き生命保険が12.72%、有価証券・投資信託など金融商品が7.42%、自動車が3.18%、山林・農地が5.30%となりました。
愛知県に住む人の相続は、全体と比べると土地・建物の割合が多く、他は少なめでした。
現金・預貯金と土地・建物を相続する人が多く、主要な相続財産であることが読み取れます。
土地・建物を相続した場合、相続登記の手続きが必要です。相続登記は相続して3年以内に手続きすることが義務付けられているため、速やかに手続きをおこないましょう。
相続登記については「相続登記の手続きと必要書類、放置した場合のリスクまで徹底解説【司法書士監修】」を参考にしてください。
相続人の人数と被相続人との続柄
_page-0001-1-1024x633.jpg)
福岡県の相続では、相続人2人が43.24%と最も多く、次いで3人が33.33%、1人が11.71%、4人が8.11%、5人以上が3.60%となりました。
相続人3人と2人をあわせて76.58%と過半数を超えることから、福岡県の相続において相続人は2~3人が一般的だと言え、全体と比較しても特に相続人が4人となる場合が多いようです。
被相続人から見た相続人との続柄
_page-0001-1024x633.jpg)
福岡県の相続について、被相続人(亡くなった人)から見た相続人との続柄は、子が他より圧倒的に多く63.97%でした。父母の相続が大多数であることがわかります。
次いで配偶者が13.24%、兄弟・姉妹が11.03%、父・母と孫が同じく4.41%となりました。甥・姪がさらに少なく2.94% でした。
手続きにかかった期間
_page-0001-1024x633.jpg)
手続きにかかった期間は3か月未満が最も多く35.45%でした。次いで3か月~6か月未満が28.18%、6か月~9か月未満が13.64%、9か月~1年未満が8.18%となりました。
したがって1年未満で相続手続きが終わる場合が全体の85.45%と、1年かからず手続きが完了する場合が多いようです。
その一方、1年~2年未満が6.36%、2年以上~10年未満があわせて4.55%と、少数ではあるものの手続きが長期間にわたる場合も見られます。10年以上となる場合も3.64%ありました。
専門家依頼の有無や報酬額
_page-0001-1024x633.jpg)
相続手続きで依頼した専門家は司法書士が最も多く27.87%でした。次いで税理士が17.21%、行政書士が9.84%、弁護士が3.28%となりました。
その一方、専門家に依頼していない割合は39.34%でした。したがって福岡県の6割程が専門家に相続手続きを依頼したと言えます。
弁護士に依頼した割合は他の士業と比べると少なく、相続争いで弁護士に依頼する場合は少ないようです。
専門家に依頼した内容
実際に専門家に依頼した相続手続きの内容としては、相続登記が最も多く19.25%でした。次いで遺産分割協議書の作成が13.90%、戸籍収集が10.16%、相続税申告と相続財産目録の作成が9.63%と並びました。
専門家に手続きを依頼する理由として、相続登記や相続税申告など自分でやるには手続きが難しいことが挙げられます。特に相続税申告は相続税の計算を正確に行わなければならず、控除なども含めて計算しなければなりません。一般の人には難しいことが多いでしょう。
専門家に支払った金額
専門家に支払った金額のアンケートでは、~10万円未満が最も多く33.87%でした。
また、次に多いのが10万円未満で24.19%でした。次に30万円以上~40万円で12.90%で、次いで20~30万円が8.06%でした。これは相続税申告を依頼した人が支払ったと思われます。相続税申告の専門家報酬は遺産額に応じて設定される場合が多いからです。
また手続きによって依頼する専門家が異なります。銀行解約や戸籍収集、遺産分割協議書の作成などは行政書士、司法書士に依頼することができます。相続登記は司法書士のみ対応でき、相続税申告は税理士に依頼します。
どの専門家に相談すれば良いかわからない場合、いい相続にお問い合わせください。いい相続では相続専門スタッフがお客様のお話を聞き、相続に強い適任の専門家を紹介しています。
専門家の選び方や費用については「遺産分割協議書の作成は誰に頼むのが良い?費用はどのくらい?【行政書士監修】」を参考にしてください。
情報収集の方法
相続手続きに関する情報収集でもっとも役に立ったものとしては、インターネット検索が最も多く20.91%でした。
次に多いものが司法書士事務所で13.64%でした。税理士事務所が10.91%、行政書士事務所が8.18%と続きます。市区町村の窓口は7.27%でした。インターネット検索を役に立ったと感じた人が多いようです。
その一方、YouTubeや葬儀社、税務署、家族・親戚など相続の情報収集にはあらゆる媒体が利用されているとわかります。
福岡県に住む人の相続で大変だったこと
福岡県の相続で大変だったことという質問では、「必要な書類が多い」が23.28%と最多となりました。また「時間がかかる」が16.79%、「情報収集」が14.50%と続きます。「手続き先が複数」は12.21% で、「遺産の中身や金額の確認」も11.07% でした。
このことから相続手続きには多くの書類が必要となり、手続きに時間がかかることがわかります。前述より、あらゆる情報媒体から相続の情報収集をおこなったこともわかります。
実際、相続手続きには被相続人の生まれてから亡くなるまでの戸籍や印鑑証明書、住民票など多くの書類が必要となります。役所に訪れないと取得できないものもあり、仕事で取りに行く時間がない人も多いでしょう。
平日に時間の取れない人や手続きに不慣れな人は、専門家に依頼することで戸籍収集や銀行解約を代行してもらえます。
戸籍収集については「死亡した人の戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)の取り方、出生から死亡までのすべてを取り寄せる方法【行政書士監修】」を参考にしてください。
まとめ
相続手続きの進め方や相続財産の内訳など、手続きをおこなう方のお住まいの地域によっても違いが見られます。
今回は福岡県の相続について解説しました。福岡県に住む人の相続財産の総額は1,000万円以上~2,000万円未満が最多で27.93%であるものの、5,000万円以上~8,000万円未満の割合が他より8%ほど高く17.12%あることがわかりました。
相続手続きをスムーズに進めるためには、それぞれの状況に応じた対策が必要となります。
いい相続ではお近くの専門家との無料相談をご案内することが可能です。相続手続きでお困りの方はお気軽にご相談ください。
▼実際に「いい相続」を利用して、行政書士に相続手続きを依頼した方のインタビューはこちら
ご希望の地域の専門家を探す
ご相談される方のお住いの地域、遠く離れたご実家の近くなど、ご希望に応じてお選びください。