古閑公士行政書士事務所

相談事例

• • 相続全般/
  • 遺産分割

  身辺整理を含めて財産調査が必要であり、その調査に時間を要した事例

  相談内容

  遠方にて「一人暮らし」であった弟様が急逝し、その財産関係が全く不明であった。

  解決

  弟様が住んでいた家にあった書類の整理から始め、銀行や証券会社への照会など、債権債務の情報収集と整理をお手伝いし、財産目録の作成と遺産分割協議。

  ポイント

  支払明細書の類の資料やスマートフォンのメール履歴を含め、細かな調査が決め手となった。
• • 遺産分割

  相続人妻と先妻の子らとの遺産分割協議を行った事例

  相談内容

  日頃から交流のない亡夫の先妻の子どもたちと遺産分割協議を進めていくにあたり、何から手を付けていいかわからない。

  解決

  真摯にお互いに協議をしたいとの内容の手紙をまずは発し、話し合いを始めてもらった。

  ポイント

  遺産の範囲、価値、処分方法など、それぞれの認識にずれが生じないように話し合いの途中経過を「見える化」することで相続人間の意思疎通を図ったことが早期の協議成立につながった。
• • 遺産分割/
  • その他

  信託の手法を活用した公正証書遺言の事例

  相談内容

  兄弟の一人に全ての財産を相続させる遺言をしたいが、他の兄弟の理解が得られそうもない。

  解決

  全ての所有権を譲って終わりとする遺言ではなく、遺産の一部を相続人の一人である認知症の妻（母）のために活用する内容（遺言信託）とすることで理解を得た。

  ポイント

  遺言信託の手法を用い、遺産の活用の点まで取り込んだことで、円満な遺言書作成となった。
• • 遺産分割

  亡父、亡母の２重の相続と銀行・証券情報が不明であった事例

  相談内容

  父が逝去後、母が逝去し２次相続が発生しているなかで、それぞれ銀行口座と証券口座を持っていたことだけがわかっている。

  解決

  銀行、証券口座を地道に調査し、２次相続の流れを整理したうえで、預金、株式ともに相続人の口座へ無事に移管することができた。

  ポイント

  銀行や証券会社ごとに、相続手続きは微妙に違う。また、株式の時価の動向についても考えてもらいながら、分割協議が完了した。
• • その他

  家族信託の設計と契約の事例

  相談内容

  体力的に不安になってきた兄弟の財産を管理したい。

  解決

  日常的な生活費の出し入れ、不動産賃貸借契約の管理などを見据えた家族信託契約公正証書を作成。

  ポイント

  家族信託のメリット、デメリット、また、受託者としての責任の重さをしっかりと理解していただき、加えて適切に管理できる依頼者であったからこそ実現できた。