北野早紀行政書士事務所

相談事例

• • 遺言書

  依頼人が単身者で公正証書遺言を作成した事例

  相談内容

  依頼人は法定相続人以外に相続財産をわたしたいと考えており、その想いを実現させるために遺言書を作成したいとの相談があった。
  自筆証書遺言と公正証書遺言について説明し、検討した結果公正証書遺言を作成することとした。

  解決

  依頼人と複数回面談し、遺言書作成の意思と遺言内容について入念にヒアリングをした。その後公証人と打ち合わせを行い、公正証書遺言を作成した。

  ポイント

  依頼人は遺言についての知識が全くなかったので、遺言書を作成することの意味や、遺言の種類について丁寧に説明した。
  また、最初に遺言書作成の手順をロードマップにして示すことで、依頼当初から全体の流れとおおよその期間を理解した上で遺言書作成を行うことが出来た。
• • 相続全般/
  • 遺産分割

  今まで会ったことがない相続人がいる事例

  相談内容

  被相続人に子どもがおらず、兄弟姉妹が法定相続人だったが、既に亡くなっていて代襲相続が発生していた。今まで会ったことがない甥・姪同士で遺産分割協議を行わなくてはならなかったが、現在の所在や連絡先が全く分からない状況だった。

  解決

  戸籍を辿ることによって法定相続人を確定させ、現在の住所地を調査した。その調査結果をもとに連絡をとり、遺産分割協議書を作成した。

  ポイント

  相続人の中には被相続人が亡くなったことすら知らなかったという人がいたが、相続人ひとりひとりに相続の内容と、必要な手続き内容を丁寧に説明することで理解を得た。
  結果的に法定相続人は13人となり、それぞれが全国様々な地域に住んでいて集まることが困難だったため、郵送と電話でのやりとりを繰り返し、無事に相続手続きを完了させることが出来た。
  手続きが全て完了するまでに時間がかかったので、依頼人が不安にならないように進捗状況をまめに報告した。
• • 相続全般/
  • 遺産分割

  3人分の相続手続きが必要だった事例

  相談内容

  亡くなった母親の相続手続きでご相談頂いた案件。
  ヒアリングをする中で、母親よりも先に父親と兄弟が亡くなっており、相続手続きを行っていないことが分かった。母親・父親・兄弟の３名の相続手続きを行う必要があった。

  解決

  相続関係を整理し、現在の法定相続人を確定させた。相続財産調査を行い、相続人が知らなかった定期預金が相続財産に含まれることが分かった。

  ポイント

  主な相続財産が預貯金であったため、金融機関での手続きがスムーズに行われるように法務局で３名分の法定相続情報一覧図を作成した。
  依頼者から手続きを急いでほしいという要望があり、早期の解決を図ると共に、頻繁に進捗状況の報告を行うことで依頼者の不安を取り除いた。